
5つ星ホテル
Jinling Grand Hotel Nanchang
南昌という都市の喧騒の中で、金陵大酒店(Jinling Grand Hotel)は建築的な鎮静剤のような役割を果たしています。ハイテク産業開発区の端に位置するこの独立系ホテルは、国際的なチェーンホテルの退屈なベージュ色を避け、重厚な企業的美学を貫いています。ここの真の魅力は、ロビーのクリスタルシャンデリアではなく、エントリーレベルでも37平方メートルある客室と、そこに付随する「実際に使える」プライベートバルコニーです。 室内はダークウッドと重厚なファブリックで構成され、厳格な雰囲気ですが、床から天井までの窓枠に切り取られた艾渓湖(Aixi Lake)の眺めがその硬さを和らげています。食事に関しては、「孔雀石中餐庁」の金陵塩水鴨(塩漬けダック)が必食です。一方、朝食会場は少々戦場のような活気があります。ヌードルステーションの作りたての南昌米粉は絶品ですが、シェフの態度は職人気質で無愛想かもしれません。サービスは「おもてなし」というより「実務的」ですが、4.5kmに及ぶ湿地帯のジョギングコースへ直結しているという特権を考えれば、十分納得できるトレードオフです。




