
5つ星ホテル
AKA Hotel Brickell
「スーツとスプレッドシートの街」というブリッケル地区のイメージを、Hotel AKA Brickell は見事に覆しています。ビスケーン湾を見下ろす象徴的なガラスの塔「ブリッケル・アーチ」内に位置するこのホテルは、無機質なビジネスホテルとは一線を画す、ミニマリズムの聖域のようです。Gabellini Sheppard Associates による改装デザインは、25階の「フローティング・リビングルーム」で最も際立っています。光が降り注ぐこの吹き抜けのアトリウムは、ディナー前の食前酒を楽しむのにこれ以上ない空間です。 客室の床から天井まで広がる窓からは湾の絶景が望めますが、特筆すべきはアメニティの質でしょう。価格に見合う上質なエジプト綿のリネンや、早朝6時の始動に欠かせない本格的なエスプレッソマシンが完備されています。ダイニングも実力派揃いです。David Myers シェフ率いる「ADRIFT Mare」のブランジーノ(スズキ)の薪火焼きは、ここがホテルであることを忘れさせるほどの逸品。また、「Zeru」ではサン・セバスティアンにも引けを取らないバスク風シーフードソカラ(パエリアのお焦げ料理)を堪能できます。 完璧ではありません。客室へ向かうのにエレベーターを2回乗り継ぐ必要がある動線は少々煩わしく、混雑時にはWiFiが不安定になることもあります。しかし、Technogym でのワークアウトと Leaf Spa での宝石フェイシャルを両立させたいなら、マイアミ川以南でこれほど洗練された選択肢は他にありません。








